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アサヒ飲料株式会社さま


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採用活動における経費精算をATM受取で!
-現金手渡し業務の負担削減-

企業から個人への現金送金を効率化する、セブン・ペイメントサービスの「ATM受取」。セブン銀行ATMで、原則24時間365日、送金されたお金を現金で受取ることができるサービスです。

アサヒ飲料株式会社さまでは、新卒・キャリア採用における選考過程で応募者の方が支払った交通費や備品購入費、健康診断費用などを精算(払戻し)する手段として、ATM受取をご活用いただいています。
従来は現金手渡しでの精算だったため、必要な現金を銀行ATMで引出す手間や持ち運びのリスク、現金の仕分けと封入にかかる時間などの課題を抱えていました。導入後は作業効率が向上し、本質的な採用業務に時間を割けるようになったほか、スピーディーで漏れのない精算を可能にすることで、応募者の皆さまの負担軽減にも役立っているようです。

ATM受取を導入したきっかけや現在の活用方法、効果などについて、アサヒ飲料株式会社 人事総務部 人材開発グループ主任の倉満正矢さんと、同じく人材開発グループの新倉将大さんに、セブン・ペイメントサービス カスタマーサクセス部の田中健と共にお話を伺いました。

新卒・中途の交通費や雑費の精算にATM受取を活用
――大手飲料メーカーとして広く知られるアサヒ飲料さまですが、あらためて事業内容と特徴をお聞かせください。

アサヒ飲料株式会社 人事総務部 人材開発グループ 新倉将大さん

新倉:カルピス ®やウィルキンソン、三ツ矢サイダーといった多様な飲料を展開する総合飲料メーカーです。世間に広く認知されているロングセラーブランドの保有を強みとする一方、社会やステークホルダーへの思いを「100年のワクワクと笑顔を。」のスローガンに込め、飲料の枠にとらわれない価値を創造する事業展開も模索しています。

アサヒ飲料株式会社 人事総務部 人材開発グループ 主任 倉満正矢さん ※所属は取材当時のもの

倉満:市場の変化や消費者ニーズの多様化によって先の読めない時代に、これまで売れた商品がこれからも売れ続けるとは限りません。そこで、「健康」「環境」「地域共創」の3つをマテリアリティ(重要課題)として、スタートアップとの協業や大気中のCO₂を吸収する自動販売機の実証実験など、世の中を明るく楽しくする新たな価値の創造に取り組んでいます。

3,000人近い従業員を抱える規模でありながらも柔軟な発想を大切にし、今より良くなると判断すれば、新しいことにも積極的に取り組む社風なんです。ATM受取も、業務を大幅に効率化できると判断し、導入に至ったという流れになります。
――新卒・中途の採用プロセスで、学生や求職者が支払った費用を精算する際に、ATM受取をご活用いただいています。具体的には、どのような費用の精算に利用しているのでしょうか?
倉満:精算する費用は、採用イベントや最終面接でご来社いただいた際にかかった交通費や雑費などが該当します。就職イベントは、弊社のビジョンや職場環境を体験してもらうために実施している、新卒向けのプログラムです。このプログラムでは実践的な学びや、座談会などを実施しており、1回につき40人から50人の学生さんが参加します。

弊社では、参加者が来場のために支払った交通費や雑費などを精算し、個人に払戻す作業を行っているため、その作業にATM受取を活用しています。
また、入社前に受診をお願いしている健康診断の費用についても同様の流れです。いったん個人の自費で立替えていただき、実費を会社に請求してもらい精算する形をとっています。

新倉:私は新卒で入社し、現在2年目ですが、就活時には実際にATM受取で交通費や健康診断の費用を受取りました。
学生にとって、交通費や健康診断の費用は大きな負担となります。請求してすぐに精算され、しかも近くのセブン銀行のATMでかんたんに受取れるので、非常に助かりました。
現金管理の負担とリスクが大きく、手渡しではミスが発生することもあった
――ATM受取の導入前は、個人に払戻す費用をどのように精算していたのでしょうか?

倉満:導入以前はすべての精算を現金で、かつ手作業で行っていたそうです。前担当者によれば、イベントや面接のたびに参加人数と費用の概算を出し、その分の現金を引出して、1人分ずつ仕分け・封入していたとのことでした。就職イベントは1回で多くの学生さんが全国から参加されるため、仕分けと封入だけでもかなりの時間がかかっていたと思います。

新倉:現金を引出しに行ったり、封入したりする手間に加え、現金を持ち歩くリスクもあります。会社に近いATMを利用したとしても、大金を扱うため精神的にもプレッシャーがあっただろうなと思います。
――交通費精算の場合は、参加者の方に実費を渡していたのでしょうか?

新倉:いえ、当初はイベント参加者や応募者の居住する都道府県ごとに、一定の金額をお支払いしていたそうです。例えば、東京都内から本社までなら、東京のどこから来た場合でも1,000円を支給する方法です。

ただし、すぐ隣の駅から来た方も、バスや電車を乗り継いできた方も同額ですから、会社にとって余分なコストがかかる場合もあれば、参加者が実費よりも少ない金額しか受取れない場合もあったと思います。

倉満:現金の手渡しとなると、会社側で封入額を間違えたり、参加者が受取りを忘れたりするヒューマンエラーも発生し、後々の問合せ対応でも時間を取られていたようです。
仕組みも操作もシンプルで、属人化しないシステム
――セブン・ペイメントサービスのATM受取を導入したきっかけを教えてください。

倉満:株式会社セブン‐イレブン・ジャパンさまは、弊社の主要なお取引先のひとつです。そのご縁もあり、ATM受取のサービスをご案内いただいたのが導入のきっかけです。

株式会社セブン・ペイメントサービス カスタマーサクセス部 田中健

田中:2018年に、弊社からご提案してATM受取を導入いただきました。最初はキャッシュバックキャンペーンでのご活用を想定していたのですが、採用に関わるお金の精算に課題があることをご相談いただき、あらためて交通費精算の手段としてご提案しました。

実は、採用活動で発生する費用精算へのATM受取の活用は、アサヒ飲料さまが初めての事例でした。弊社を信頼してお悩みを打ち明けてくださったおかげで、企業さまの潜在的なニーズに気づき、同様の活用方法を多くの企業さまにご提案できました。
――導入はスムーズに進んだのでしょうか?

新倉:2018年の夏頃にご提案いただいて、年内には利用がスタートしたと聞いているので、かなりスピーディーに導入が進んだ印象です。

田中:そうですね。元々、キャッシュバックキャンペーンでのご利用を想定していたとはいえ、企業から個人への送金という構図は同じでしたから、汎用的な枠組みの中でスムーズにご提案できました。

倉満:私が異動してきたときにはマニュアルも整備されており、即座に理解できました。何も難しいところはなく、操作も非常にかんたんです。作業が属人化しないため、異動が多い企業でも重宝しそうですね。
費用を受取る側の負担軽減のために、システムの利便性の高さが重要
――費用精算でATM受取が定着しているとのことですが、現在の手続きの進め方を教えてください。

新倉:弊社独自のフォーマットで作成した領収書を用意し、お名前、ご住所、かかった金額などを記入していただきます。あとは、回収した領収書に抜け漏れや大きな金額の相違がないことを確認し、送金専用ポータルサイトに必要な情報を入力して送金が完了します。

倉満:作業はとてもかんたんですが、しいていえば入力段階でヒューマンエラーが発生する可能性があるため、ダブルチェックを必須にしています。といっても、入力の必須項目は4ヶ所と限られていますから、ダブルチェックでも大きな時間はかかりません。
――最も便利だと感じている点を教えてください。

新倉:個別登録と一括登録が選べる点です。数人の交通費であれば個別登録で十分対応できますが、人数が多い新卒の採用面接や就職イベントで、一人ひとり登録を行うとかなりの手間がかかります。
その点、複数名分の費用をCSVファイルで一括登録できるのは、非常に便利ですね。1回のイベントにつき20分もあれば入力が済むので、より重要性の高い採用業務に時間を割くことができています。

倉満:セブン銀行のATMが全国どこにでもあり、原則24時間365日好きなときに受取りができる点も良いですね。私たちは、採用活動を通じて良い人を採用することはもちろん、商品を含めた弊社のファンを増やすことにも力を入れています。一緒に働いていただける方にも、残念ながらご縁がなかった方にも、真摯な対応で「アサヒ飲料っていい会社だな」「応援したい」と感じてもらいたいです。

ATM受取を活用して、学生さんや応募者の方へかかった費用を迅速にお支払いし、負担を軽減できることも、その一環だと思っています。そのため、受手にとっての利便性の高さは、私たちにとって重要なポイントです。

新倉:デジタルネイティブ世代でキャッシュレス慣れしている学生さんの場合、現金ではなく電子マネーにチャージできる点も好評です。受手側の操作もシンプルなので、問合わせがほとんどない点も助かっています。
――今後、ATM受取に期待する点はありますか?

倉満:実は先日、受取りを忘れている方にリマインドメールをする機能が欲しいと問合せました。スマートフォンの通知をオフにしていて気づかない方や、忙しくて忘れてしまう方が一定数いるので、そのフォローを行いたいと思ったのです。
そうしたら、実はプランに含まれていて、追加の導入費用もなくオンにするだけで利用できることがわかりました。

新倉:オンにした後は、おかげさまで設定した日付で自動的にリマインドメールを送れるようになり、受取期限を超過する方もかなり減りました。

倉満:私たちの業務にとって、効率化という意味でも、関わってくださった方に真摯に対応するという意味でも、ATM受取はなくてはならないものです。今後も積極的に採用活動を行う中で、たくさんの学生さんや応募者の皆さまにご活用いただきたいと思います。

田中:ありがとうございます。今回のリマインドメール機能のように、ご質問やご要望があればいつでもご連絡ください。新たな機能が搭載された場合には、こちらから活用方法などを提案させていただきます。

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