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ハコベル株式会社さま


ATM受取で24時間365日、いつでも報酬が受取り可能に!

「企業」から「個人」への現金の送金を効率化する、セブン・ペイメントサービスの「ATM受取」。セブン銀行ATMとセブン-イレブンのレジで原則24時間365日、送金されたお金を現金で受取ることができるサービスです。

物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」を運営するハコベル株式会社さまでは、提携する運送会社や個人のドライバーへの報酬支払手段のひとつとして、2018年よりATM受取をご導入いただいています。毎月の支払日以外のタイミングでも、報酬を受取れる「ハコベル現金即払い」にATM受取を活用し、ドライバーの方の働く環境を向上させています。ATM受取を導入した目的や、実際に得られた効果について、ハコベル株式会社 軽貨物運送手配事業部 軽貨物オペレーションG マネージャーの川辺勉さんに、セブン・ペイメントサービス カスタマーサクセス部の田中健と共にお話を伺いました。

セブン銀行ATMの設置台数の多さが導入の決め手に
――最初にハコベルさまの事業についてお教えください。

ハコベル株式会社 軽貨物運送手配事業部 軽貨物オペレーションG マネージャー 川辺勉さん

川辺:物流プラットフォームを活用し、荷物を運びたいお客さまと、運送会社さまや個人事業主として荷物を運ぶドライバーの方とのマッチングサービスを行っています。運送会社さまやドライバーの方にとっては、ハコベルにご登録いただくことで、通常業務中に発生するスキマ時間などの非稼働時間を有効活用することができます。また、荷主さまにとっても、ネット上で運送手配が完了することに加え、低価格で安心・丁寧な配送サービスをご利用いただくことが可能です。
――2018年にATM受取を導入されたとのことですが、どのような目的だったのでしょうか。

川辺:ATM受取の導入は、課題を解決するためというより、ドライバーの方がより良い環境で働けるようにするための新しい仕組みづくりが目的でした。具体的には、ドライバーの方への報酬のお支払いです。
――ATM受取を採用した決め手は何でしょうか?

川辺:ATMを活用して送金する仕組みが、ATM受取独自のものだったことです。おそらく、ATM受取を導入した2018年当時、類似した機能を持つほかのサービスは、ほとんどなかったのではないでしょうか。さらに、セブン銀行ATMは設置台数も多く、全国各地にあります。弊社のサービスも全国で展開しており、ドライバーの方も全国にいますので、その点にも魅力を感じました。

セブン・ペイメントサービス カスタマーサクセス部 田中健

田中:ハコベルさまの事業とATM受取とは、非常に親和性が高いのではないかと考えております。ATM受取は全国に2万7,000台以上あるセブン銀行ATMで、24時間365日いつでもどこでも受取っていただくことが可能です。通常の銀行口座からの引出しですと、土日祝日や夜間の時間帯のATMのご利用手数料を気にされるドライバーの方も多いと思いますが、ATM受取でしたら手数料がかかりませんので、安心してご利用いただけるかと思います。
使い勝手の良さとスピーディーさがドライバーにも好評
――ATM受取の導入はスムーズでしたか?苦労された点などはありますでしょうか。

川辺:ハコベル側としては、ATM受取に取込むCSVファイルを、自社のシステムから抽出する機能だけ開発すればいいという状態でした。そのほか、ドライバー用のアプリに、ATM受取で受取るための申請ボタンを増設するといった変更もありましたが、事前に必要だった準備はそれぐらいで、特に大きな負担はありません。
――報酬のお支払いにATM受取を活用しているとのことですが、導入前はどのような形で報酬をお支払いしていたのですか?

川辺:月に1回、末日締めの翌月25日払いで、その月に稼働していただいた分の報酬を、まとめて銀行口座へお支払いしていました。それを、よりスピーディーにお支払いすることができないかと模索して、導入したのがATM受取だったんです。
――スピーディーな報酬の支払いへの要望はもともと多かったのでしょうか。

川辺:そうですね。中小企業の運送会社さまや個人事業主のドライバーの方の中には、事業を継続していくために、毎月25日のお支払いの前に現金を必要としている方もいらっしゃいます。そういった方々に、早い段階でお支払いしたいという気持ちがあり、ATM受取によって、毎月25日のお支払い以外にも、申請すればいつでも報酬を受取れる「ハコベル現金即払い」のシステムを実現することができました。申請もドライバー用のアプリ上でできますし、申請後は最も早い場合、配送完了から3営業日後の21時以降に、売上総額の80%を受取れるようになっています。
――ATM受取をご利用されているドライバーの方々からの評判はいかがですか?

川辺:毎月25日以外に、好きなタイミングで受取れるのが良いと、非常に好評です。このような報酬に関する情報は、ドライバー間でも情報共有されているようで、報酬の即払いサービスがあるからハコベルに登録してみようといった流れにつながっていると思います。現金が必要な予定がある場合、前もってこの日程で働いておこうなど、スケジュールが組みやすくなる点も、ドライバーの方にとってのメリットだと思います。

さらに、ドライバーの方の業務は、配送の受領証を紙で持っていく必要があるなど、想像以上にコンビニの複合機でのネット印刷を利用します。そのため、セブン-イレブンの複合機で印刷するときに、一緒にATM受取を利用できるから便利だといった声もたくさんいただきました。
――ドライバーの方が現金を受取るための操作は、申請をするだけですか?

川辺:はい。アプリ上で、発生した報酬の中から、受取りたい金額を入力して、申請ボタンを押すと、確認番号などの情報がメールまたはSMSで届きます。情報を受取ったあとは、セブン銀行ATMで操作していただくだけです。申請がスマートフォンのアプリ上で完結するのもいいところですね。
――社内ではどのように対応しているのでしょうか。

川辺:ドライバーの方からの申請をCSVファイルにまとめ、それをATM受取のシステムに取り込むだけです。1日あたり5〜10分程度の工数で作業が済んでいます。

――導入後、セブン・ペイメントサービスではどのようなサポートを行っていますか?

田中:ドライバーの方からのお問合せに対応する形がメインでしたが、そういったお問合せも導入から時間が経つごとに、だいぶ減ってきた印象です。毎日ご利用いただいている状況でしたので、それが途切れないよう、そのまま変わらずお使いいただけるようにお手伝いをさせていただきました。
ドライバーの就労環境の向上が、プラットフォームの競争力につながる
――ATM受取はドライバーの方にとっての福利厚生という面でも役立っているのでしょうか。

川辺:そうですね。働きやすい環境を提供することが、課題であると同時に義務でもあると考えています。多くのドライバーの方にご利用いただけているので、福利厚生面でも貢献できているのだと思います。

利用件数としては、月によって変わるものの、直近の月では800件近い申請がありました。月に何回も利用される方もいれば、月に一度、あるいは1回あたりの上限額の10万円が貯まったら申請される方など、さまざまです。また、必ずATM受取を利用しなければいけないという仕組みではありません。そのため、ATM受取の利用を促すこともなく、あくまでも必要なときに便利に使っていただくことを重視しています。
――ATM受取で報酬を早く受取れるようになると、ハコベルさまのようなプラットフォーマーにとっても競争力向上につながりますか?

川辺:大きな強みになると思います。物流業界は、労働環境の厳しさや低賃金によるドライバー不足といった課題があり、ドライバーの確保が難しくなっています。このような環境ですので、ATM受取を活用した報酬の即払いというサービスを展開することにより、ドライバーを確保しやすくなる状況を整えられる点は、大きなメリットです。

田中:ハコベルさまでは、ドライバーの方にメリットが多い形で導入していただいています。作業効率やコスト削減といった面だけでなく、働く環境の向上といった面に対しても、ATM受取が役立っており、弊社にとっても非常に意義のあることだと考えております。
――最後に、今後はATM受取をどのように活用していきたいか、新たに希望することがありましたら教えてください。

川辺:ATM受取を使った報酬即払いのシステムは、代替が利くものではなく、現状では今のシステムに非常に満足しています。もし便利な機能が追加される際には、お知らせいただきたいです。

田中:ありがとうございます。ATM受取には、受取人の方へのリマインド通知機能などのオプションもあり、今後も機能を充実させていく予定です。新たな機能ができた際には、ハコベルさまに適した運用方法などをご提案させていただければと考えております。

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